
世界がmatchaを知った今こそ、私たちは「本物の抹茶とは何か」を語りたいと思います。
抹茶ほど、ごまかしのきかない食品はありません。畑で摘んだ葉を蒸し、乾かし、選び抜いて、挽く——それだけでできているからです。畑の出来が、そのまま一服の味になります。抹茶が世界に広がるとともに、産地も品質もさまざまな「matcha」が流通する時代になりました。
抹茶の原料は、覆いをかけて育てた茶葉を蒸して乾かした「碾茶」です。覆下栽培によって渋みが抑えられ、旨味成分のテアニンが増し、「覆い香」と呼ばれる上品な香りが生まれます。碾茶を石臼で挽くと、数ミクロンの粒子が、あのなめらかな口当たりをつくります。
一杯の抹茶の美味しさは、7つの要素が絶妙に調和して生まれます。私たちはこれを「秘伝のバランス」と呼び、すべての抹茶をこの物差しで見ています。
鮮やかで深みのある翠。新芽の力強さを感じさせる冴えた色調。
「覆い香」と呼ばれる、海苔や若草に似た清々しく上品な香り。
テアニン由来のまろやかで深い旨味。出汁にも通じる濃厚なコク。
苦味の中に隠れた、後味に残る自然でふくよかな甘さ。
嫌味のない、全体を引き締める品のある適度な苦渋。
石臼挽きならではの、微粒子がきめ細かくなめらかな舌触り。
飲んだ後も長く口中に留まる、心地よい香りと旨味の残響。
最高級の手摘み碾茶。苦渋を極限まで抑え、濃厚な旨味と甘味、芳醇な香りを追求。練り上げたときの艶と粘性まで設計します。石臼挽き。
旨味と苦味の調和。泡立ちがよく、すっきりした後味に確かなコクを残す設計。
ミルクと合わせたときにこそ、色と香りが立ちのぼる設計。乳のコクに負けない、鮮やかな翠と豊かな覆い香。
加熱しても、糖や油脂と合わせても崩れない、力強い色と香りの設計。
毎日の暮らしに寄り添う、さっぱりした飲み口。冷水でも抽出しやすい特性。